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ミッションオイル交換



説明@
マニュアルのトランスミッションオイル(略してM/Tオイル)を交換してみよう (゚∀゚)

車種はダイハツのミラ(L700V)

今回は前輪駆動車(FF車)だが後輪駆動車(FR車)でも四輪駆動車(4WD車)でも基本的には交換方法は一緒だ

ミッションの下部にはオイルを抜くドレンボルトがあり、ミッションの中間付近にはオイル注入用のボルトが付いている
画像は六角のボルトだが車種によっては四角形などもある
四角形で凹んでいる場合は1/2のラチェットなどの先端が丁度よい

説明A
まずは注入用のボルトを緩める
ちょっとだけ緩めれば良い

んっ?
先にドレンボルトを外してオイルを抜かないのかって?

それは先にオイルを抜いてしまうと万が一注入するボルトが固くて外れなかったり狭くて工具が入らなかった場合にオイルを入れることが出来ないので、まずは先に回すことが出来るか確認するためだ ( ゚Д゚)

説明B
注入用のボルトが緩むことを確認したらドレンボルトを外す

説明C
するとM/Tオイルがドロドロと出てくる

まぁ〜なんてキタナイんだ!
そしてギアオイルは臭い!
(;´Д`)

※車体が傾いているとオイルが完全に抜けきらない場合があるので車体を平行に上げるか、前又は後ろだけ上げている場合は降ろしてなるべく平行にしておこう

説明D
このままではオイルの出が悪いので注入用のボルトを外すとミッション内に空気が入るので勢い良くオイルが出る

ちなみにこの時予想以上に勢いが良くてデジカメにオイルがかかり液晶が破損… (ノД`)・゜・。

説明E
各ボルトはパーツクリーナーでキレイにしワッシャーは新品に交換
ワッシャーは漏れ防止の役割をしているが正直な話、損傷してなければ再利用しちゃうな… (;・∀・)

関連項目
オイルドレンワッシャーの種類

ワッシャーではなくシールテープの場合は剥がしてキレイにし、新しいシールテープを巻いておく
ドレンと注入用ボルトの形状が違う場合もあるので素人さんはどっちだったか覚えておこう
ドレンボルトに関してボルトの先端にマグネットが付いている場合は鉄粉を吸着しているのでキレイに落としておく

説明F
オイルが抜けたらドレンを締める

比較的ナメやすいので締め過ぎに注意だ
『キュッ』って感じでOK!

ボルトではなく四角形の場合はチカラを入れて締めていくと延々入っていくので程々にね

説明G
オイルサクションガンを使って注入用の穴から入れていく

説明H
角度を変えて見てみよう

オイルが溢れ出るまでどんどんオイルを入れていく

溢れたら入れるのを止め溢れた分が止まるまで待つ

つまり注入用の穴の位置が規定量なのだ (゚∀゚)

説明I
注入用のボルトを締めたら汚れをキレイにして完成だ (´ω`*)