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APEX ECV取り付け



説明@
EVCとはエキゾーストバルブコントローラーの略で、その名の通りマフラーの途中に弁を設置し開閉することによって音量を調整するモノだ (゚Д゚)

APEXとはメーカー名でアペックスと読む

モノ自体は車種別と汎用品があり、今回は車種別で説明する
汎用でも基本は一緒だ

汎用品の場合は自分のマフラー径に合うモノを選ぼう

今回の車種はトヨタのJZX100チェイサー

説明A
弁部分の拡大画像

この弁を開閉することによって排気ガスの流量を制御し、結果音量を抑えることが出来るのだ

ようはマフラーの出口を塞げば音量が下がるのと一緒

先に言っておくが全閉のまま走行すると物凄い排圧が上がるのでエンジンやタービンがブッ壊れます (;´Д`)

なので車庫入れ程度時に全閉にしよう

説明B
さて、早速取り付けてみよう

車種別品なのでフロントパイプ(=100系の場合は触媒)とマフラーの間に挟み込む感じで取り付ける

しかしながらフロントパイプ側のフランジはこのように出っ張りがある

コレを削り取らなければならない

ちなみに汎用品にして2分割マフラーの間に付けた方が良かったと思った今日この頃… (;´・ω・)

しかも汎用品の場合内径がもっと大きいモノがあるのでそっちがオススメかな?

説明C
グラインダーを使って地味に削り取る

『切る』ではなく『削る』ほうが簡単です

フロントパイプ内に鉄粉が入らないようにウエスを突っ込んでおこう

説明D
削るとこんな感じ

注意はフランジ部分を削らないこと!

排気漏れの原因になります!
Σ(゚Д゚)

JZX100の場合は完全平らになるまで削らなくてもOK
フランジと一緒くらいの高さでOKだ

※汎用品の場合2分割マフラーの間に付けるのでこの削る作業は関係ありません

説明E
そしてECV本体をフロントパイプとマフラーとの挟み込むようにし付属のボルトナットで固定する

もちろんECV本体の両面に付属のガスケットを挟む

コレで本体の取り付け完了!
(・ω・)ノ

説明F
続いてコントルーラーを取り付ける

まずはコントローラーに付属のステーを取り付けよう

このステーは開封時組み込まれていません
コントローラーのワイヤーを設置してからだとステーを組み込むことが出来ないのでやり直しとなります…(経験談)

組込方はコントローラー本体とその中心にあるでかいナットの間に挟む

説明G
ではECV本体とコントローラーを接続させよう

コレが一番大変な作業だ
(;´Д`)

JZX100の場合は運転席側のフロアカーペットを剥がさなければならない

するとこの位置に穴を開けなければならない

開けるって言ってもドリルなどで開けるのではなく尖ったモノで開ける
この外側にはキャップが付いているので説明Iの画像参照

説明H
グリグリと穴を開けたらコントローラー先端のワイヤーを下に通す

説明I
するとマフラーの近くに通せる

このゴムキャップは元々クルマに付いているモノで、ワイヤーを通すために一度キャップを外し『×』状にカッターで切込みを入れる

説明J
ワイヤーの先端をECVに取り付けダブルナットで固定する

ワイヤーは少し弛むくらいにしておこう (゚∀゚)

説明K
するとこんな感じ♪

ワイヤーがマフラーに近いので気になる人はワイヤーを耐熱テープで巻いておこう (・ω・)

説明L
余ったワイヤーは束ねることが出来ないので大きく渦を巻く感じでフロアに敷く

束ねてしまうとワイヤーの動きが超悪くなってしまい機能しなくなります

説明M
運転席側のぷろあーカーペットを元に戻しワイヤーを通すために切込みを入れる

説明N
そしてコントローラーをネジで4ヶ所固定すれば完成!

引けば全閉になりノーマルマフラー級に静か!
戻せば爆音!


コントローラーの設置位置はワイヤーの届く範囲で自分の好きな位置にしよう

先端のノブを回せばワイヤーの張りの微調整が出来るが、全開時に弁が少し閉じている状態になってしまうと危険なのであんまし素人さんはイジらないこと
説明Jで少し弛ませておけば問題は無い

説明O
ちなみにですが…

フロアーカーペットを剥がすのにフットレストを外さなければならない

この外し方はほとんどのクルマでボルトやナットで固定されているが、JZX100の場合この丸い部分を地味に回すことで外すことが出来る

最初ネジのメクラキャップかと思ってコジっちゃったよ… (;・∀・)