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タペットカバーパッキン交換



説明@
愛車のエンジン周りがオイルで濡れている! Σ(´∀`;)
そんな経験はないだろうか?

もしエンジンの下がオイルで濡れていても必ずしも下のほうから漏れているとは限らない
辿っていけば上のほうから漏れている場合も多くある
そんな場合はタペットカバーの周辺を点検してみよう

オイルが漏れた形跡があったら即交換だ!

説明A
今回のクルマはトヨタのJZX90マークU(1JZ−GTE)だ (`・ω・´)

このエンジンの場合はプラグホールを中心に左右2つに分かれている

カバーを外すのにジャマになる部品をとにかく外していく
それはインテークパイプやタイベルカバー、ダイレクトイグニッションだったりとエンジンによって異なる

説明B
外側は見ればオイルが漏れているのが解るが内部(プラグホール)もバラしてみればこの通りだ

プラグホールにオイルが入り込んじゃうと失火の原因になってエンジン不調を引き起こしてしまう

ん〜オイル漏れ侮れん!
( ;゚Д゚)y─┛~~

説明C
カバーを外せばこの通りカムシャフト丸出し状態になる (゚Д゚)

矢印の箇所にはサーキュラープラグっていうゴム製(又は金属製)の三日月形状の部品がくっついているからコレもまた外す
今回は金属製だったが、ゴム製の場合は交換しよう
※エンジンによってはサーキュラープラグが一体のタペットカバーパッキンもある

エンジン内部にゴミや部品が入り込まないようにウエスを被せておいたほうがいいね ( ´∀`)bグッ!

説明D
さぁ交換開始!

ヘッドとタペットカバーの間からオイルが漏れないようにしているのがこのパッキンだ

カチカチになった古いのを外して新しい物に交換する

説明E
カバーを固定していたボルトにシールワッシャーを使っていれば全て交換しよう

シールワッシャーとはボルトにワッシャーが付いていて、そのワッシャーの一部がゴムで出来ているからネジ穴からオイルが漏れてくるのを防ぐ

コレがまた古いのがカッチカチになって硬くなってるから頑張って全部付け替えよう (´ε`;)

説明F
サーキュラープラグの円弧の箇所に液体シールを塗る

もちろんオイル漏れ防止のためだ

ヘッドにサーキュラープラグを付けたら画像の絵のように段差の部分にも液体シールを塗る

少しの隙間も許してはならない!

液体ガスケットは赤や黒色があって水周りやオイルの箇所によって色分けしている方々もいるが自分は全て黒色を使っている

説明G
タペットカバーを取り付ける前に画像のようなカムキャップの付け根にも塗っておく
もしサーキュラープラグがパッキンと一体の場合はサーキュラープラグの付け根2箇所にもぬっておく

とにかく角という角には塗っておくのがポイントだね

あとは取り付ければ終了だがタペットカバーのボルトは1度全て締めたらもう一度最初から締めておこう
けっこう緩んでいるのが解ると思うよ

そして所詮小さなボルトだからキュッて締めればOKだ
ねじ切らないようにね!