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ISCV洗浄



説明@
アイドリング時の回転数が低い場合にはISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)を洗浄してみよう (・ω・)ノ

昔のクルマとは違って電気的にアイドリングを調整しているのでネジを回して調整することが出来ない

ってか今のクルマはさらに進歩してスロットルバルブでアイドリングを自動調整してるけどね…

今回のクルマはJZX100の1JZだ
汚れてよくアイドリング不調を起こす定番だね

説明A
まずはISCV本体の周辺にあるジャマなモノを外す

今回はタワーバー、バキュームホース、スロットルワイヤーのステーだけだった (゚∀゚)

説明B
続いて本体を固定しているナットやカプラー、エアーホースを外す

説明C
そして最後にISCVにはラジエーター液が通っているのでオートピンチオフプライヤーを使って出入口のホースを挟んで固定しホースを外す

別にこの工具を使わなくても良いが、ラジエーター液がダラダラと出てくるので作業完了後に補充を忘れずにね

ちなみにエンジンが熱い場合には先にラジエーターキャップを外して圧力を抜いておかないとホースを抜いた瞬間、熱いラジエーター液が勢いよく噴き出すよ
Σ(・ω・ノ)ノ!

説明D
コレが外したISCV

金属の配管2本はラジエーター液の出入口















太いホース側からエアーが入り…

説明E
調整されたエアー量となってこの穴からエンジンへと吸い込まれる

コレでアイドリングを調整してるんだよん (・ω・)

説明F
サージタンク側にはチェックバルブが付いているのでコレも外す

説明G
さて、コレが外したISCVとチェックバルブ、真っ黒だね…
(。-`ω-)

説明H
まずはチェックバルブの洗浄

エンジンコンディショナーやパーツクリーナーでヨゴレを取る


一部ゴムを使っているので損傷していたら交換だ

コレは千円ちょっとなので交換しちゃったほうが良いかも?

説明I
ISCVもホース側とこの穴側の両方から洗浄する

コイツは数万とお高いモノなので交換は… (;´Д`)

説明J
穴側から見て汚れが酷ければ細い棒でウエスを詰めて拭き取る

説明K
そして組付ければ完成!

最初回転数が高めになるかもしれんが徐々に自動調整されて規定値までアイドリング調整される

説明L
このクルマの規定値は700rpm

ドンピシャだね! (*´ω`*)

冷間時やエアコンをONにしてアイドリングが上がるかも確認しておこう

上がらなければISCVの交換…
(;´・ω・)