説明@ 正確にはタイトルは『ロアアームのボールジョイントダストブーツ交換』だが文字スペースの都合で短縮しました ヾ(゚д゚;) スッ、スマソ ロアアームとナックルの間には自在に動くボールジョイントがあり、その内部に異物が入らないようにブーツが付いている ※車両はワゴンR(MC21S) コイツが劣化して穴が開くと内部のグリスが出てしまい、グリスが無くなったり異物が入ってしまうとボールジョイントが損傷してガタが出てしまう もちろんブーツが切れてしまっていると車検も通せない (ノ∀`)アチャー |
説明A まずは側面にあるボルトを抜く ∠( ゚д゚)/ 側面にない車種は上部に大きなナットで固定されている |
説明B 次にボルト(又はナット)を取り外したらプライバーを使ってロアアームを下げてナックルと切り離す 勢いをつけたほうが外しやすい 切り離したら画像のようにナックルを外側へずらす ちなみに上部又は下部にナットで固定されているタイプはガッツリ噛んでて切り離すのに苦労する場合があるので、そんな時はタイロッドエンドブーツ交換の説明Bを参考にプライバーを使いながらハンマーでナックル側面を叩こう (・∀・) タイロッドエンドプーラーも合わせて見てね |
説明C あとはブーツを外す ブーツはリングで固定されている車種や圧入されている車種がある 今回はリングで固定されているので小さいマイナスドライバー等を使ってリングを外してブーツを外す 横着してリングとブーツを同時に外しても構わないよ むしろそのほうが手っ取り早い! Σ(´Д` ) 圧入タイプの場合はタイロッドエンドブーツ交換の説明Aを参考にして外してね |
説明D 左が外したブーツ 右が新品のブーツ 下が外したリングだ ちなみにブーツは純正部品だと売っていない場合が多いのでロアアームごと交換することになるが、社外部品を扱っている部品屋さんの場合は社外品だがブーツだけでも売っている場合が多い ロアアームごとの交換だと1万円くらいしちゃうが、ブーツ単品の場合は千円くらいなのでコッチの方が安く済む! ( ̄ー ̄)bグッ! |
説明E 内部のグリスが少なかったり汚かったらウエスで拭き取って新しいベアリンググリスをジョイントの根元に入れて新しいブーツをはめ込む ベアリンググリスはドライブシャフトに使うモリブデン系でも何でも構わないし、入れる量は多く詰め込む必要は全く無い 少量でOKだ ↑ 多く入れると組み上げたときに思いっきりハミ出てくるよ Σ(゚∀゚ノ)ノ オイラは説明Cくらいだったらそのまま組み上げちゃうけどね |
説明F リングを開きながら溝まで押し込んでいく (゚Д゚) ちょっと無理する感じかな? オイラは新品ブーツを傷付けない程度に無理矢理付けちゃうね ちなみに圧入するタイプはタイロッドエンドブーツ交換の説明EFを参考にしてね |
説明G プライバーを使ってナックル側を取り付ける キチンと奥までジョイントが差し込まれたことを確認してからボルト(又はナット)を固定すれば完了だ ☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ 説明Eでも言ったがこの時ブーツはある程度潰れるので内部にグリスが多く入っていると『ブチュッ』っと出てきてしまう Σ(・∀・|||)ゲッ!! そして走行中ジョイント部は動くのでその時もグリスが出てくる…! |
説明H ちなみに側面にボルトがある場合の構造だが、ボルトでナックル側を締め付けてジョイントを固定するのと同時にジョイント側に溝があって、その溝にボルトが通ることによっても抜けなくするのだ (´・∀・`)ヘー |