説明@ ホーンが鳴る時と鳴らない時があったらホーン本体よりもまずは電気系の接点を疑ってみよう 接点はステアリングの付け根とホーンスイッチの2箇所がある ホコリやスイッチの火花などによって接点が汚れてしまい、電気を通しずらくなってしまったのが原因だ 古いクルマほど起こりやすいね (´ε`;) もちろん清掃するにはステアリングを外さなければならない |
説明A まずはステアリングの中心にあるホーンスイッチを外す が、その前にホーンのヒューズを外しておこう! 作業中プープー鳴っちゃうからね Σ(゚∀゚ノ)ノキャー ※一部メーカーではキーをONにしないと鳴らない エアバック装着車はエアバックのヒューズも外そう ホーンスイッチはただ単にハマッているだけのもあるが大体はステアリングの下や左右のどこかにネジがある 画像の車種は安物のクルマ(?)だから解りやすいが、ほとんどのクルマはネジが見えないようにカバーが付いている |
説明B ネジを外して引っ張れば配線を残してホーンスイッチが外れる ちなみにホーンスイッチを押すと画像のホーンスイッチ裏の金属部分全体に電流が流れてステアリングからステアリングシャフトを通じてアースされる だからホーンの配線は1本なのだ やっぱしヒューズは外しておいたほうがいいね! ( ´∀`)bグッ! |
説明C 配線を外したら十字レンチを使ってセンターのナットを緩める (゚∀゚) 別に十字レンチじゃなくてもいいがなんだかんだ一番使いやすい! このまま緩めようとしてもステアリングが回転して緩めずらいからキーを抜いてハンドルロックをしておこう そうすればカンタンに緩められる 緩めたナットは外さずに外れる寸前まで緩めておこう |
説明D ハンドルロックを解除してステアリングを真っ直ぐの状態にする あとはステアリングはハマっているだけだからステアリングの左右を掴んで左右交互に思いっ切り力を入れながら引っ張れば『ガコッ』と外れる 真っ直ぐにして外す理由は適当に外して適当に取り付けると真っ直ぐ走ってもステアリングが曲がってたりしちゃうからね (´ε`;)ウーン… 外す前にステアリング側とセンターシャフトにマーキングしておいてもいい そしてココで初めてナットを外す 先にナットを外してしまうとステアリングがスッポ抜けた勢いでケガしてしまうからだ (つд⊂)エーン |
説明E @の茶色い棒はプラスの電気が流れている (´・∀・`)ヘー この棒が常にステアリング側と接触しているからステアリングを回転させても電気を流し続けることが出来る もしコレが配線だったらステアリングを回したら配線が絡まっちゃう! Aはウィンカーを出して右左折した後自動で戻るよね? コイツが戻しているのだ コイツの位置をずらしてしまうと戻らなくなってしまったりするからステアリングを真っ直ぐな位置で外したまんまにしておこう |
説明F コッチはステアリングの裏側だ 外周の金属面の黒い線が説明Eの@が当たった跡だ よく見ればまばらに接触しているのが解るね ( ´゚д゚`)アチャー 茶色いのは新車当時に塗られたグリスだ 中心付近の三つの穴は説明EのAがハマる穴となる では早速接点をキレイにするために外周の金属部分をパーツクリーナーでキレイにして1000番の耐水ペーパーで磨く |
説明G うほっ! Σ(゚Д゚) そうすりゃ〜この通りだ! あとはグリスを接点全体に薄めに塗っておくのだが、液体のようなグリスだと耐久性がないので黄色いベアリンググリスで十分だ もちろん説明Eの@の棒の先端も耐水ペーパーで磨いておく 棒は固定されてなく摺動するのでスムーズに摺動させるため棒の周囲に潤滑油をスプレーしておこう |
説明H 続いてホーンスイッチの接点も耐水ペーパーで磨いておく (゚Д゚) スイッチだから一瞬でも火花が出るのでスラッジが発生するのだ スイッチのバラし方はネジを数本外すだけ 車種によってはツメで挟まっているだけのもある |
説明I ステアリングを組み付ける際には外した通り真っ直ぐの位置だ センターのナットは思いっ切り締め付けてしまうと二度とステアリングが外せなくなってしまうから締め過ぎ注意だ Σ(・∀・|||)ゲッ!! かと言って緩過ぎでナットが外れてしまった場合走行中ステアリングが抜けたり、落ちたナットがホーンスイッチと接触してホーンが鳴りっぱなしになってしまう←経験談(笑) |