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エアミックスサーボモーター交換



説明@
エアミックスサーボモーターってのは室内の温度調整をするためのモーターだ
このモーターが壊れて動かなくなると温度調整が出来なくなってしまう (゚Д゚;)
今回交換する車両は
トヨタ JZX100 チェイサー

コレ、100系や90系はよく壊れる
その他、最後に温度調整が出来なくなる原因も説明してるので見てね♪
まずはダッシュボードの真ん中あたりにモーターが付いているのでダッシュボードを外す
外さなくても手探りと特殊工具で交換したことがあるが、外した方が早いカモね…

説明A



説明@の矢印のところにこのようなモーターが付いている

交換はカンタン、この車種の場合はネジ3本とワイヤ1本、配線を外すだけだ

このモーターを交換するためだけにダッシュボードを外さなければならないとは… (。-`ω-)

説明B
ワイヤはこのように付いているだけ

ワイヤを固定しているクリップ1箇所外すだけで外れる

ワイヤに黄色い印があるのが見えるカナ?
この印の箇所にクリップを付けよう (・ω・)ノ

説明C
左が外したモーター
右が新品

まぁ〜モーターだから見て故障してるかどうかなんて分からんよね
(;´Д`)

矢印の突起は風の通る位置を変える弁やラジエーター液がヒーターコアに流れる流量をコントロールするモノ
各ガイドに合わせて挿し込む
※説明Dと故障@に各ガイドが映ってます

なのでコレが故障して動かなくなると温度の調整が出来なくなるってワケだ

説明D







新品に交換すれば完了!

なんてことはないが、やっぱしダッシュボード外しがメンドイね…
(´;ω;`)


番外編
この車種の場合モーター単体での故障は少ないが、他の原因と重なった結果モーターが壊れるケースが多い
そのモーターに負担が掛かるのが故障ABだ
ちなみに今回、モーター故障と故障ABが重なったトリプル故障デシタ (;´Д`)
これから説明する故障@ABは各々ダッシュボードを外す作業なので、まとめて点検や交換をしておこう
故障@
モーターで動かす金属のプレートと軸とを固定しているネジ1本(画像はネジのお尻側)

このネジ、折れるのです!
緩んでいたケースもあります!
100系90系では常習犯です!

通常問題無ければ折れることはないのだが、故障Aが原因となってこのネジに負担が掛かって最後は折れてしまうのだ (゚Д゚)


この米粒サイズのネジ
もっと太くしろや!

故障A
故障@の軸はこの弁(奥側)をパコパコ動かす

この弁はヘバリ付いちゃいます!
モーターを外して軸が全く動かない場合はこの弁を手前に引っ張って剥がそう
軸は通常超軽く動くが、重たい場合は軸に油を塗布しておこう

ヘバリ付く→でもモーターは動く
=故障@のネジが折れる
 orモーターが故障する

モーター完全故障前の主な症状は温度調整すると『カタカタ』と音がするはずだ Σ(゚Д゚)

弁に付いてるスポンジはカンタンにボロボロになっちゃうので注意

故障B
モーターとエンジンルームにあるヒーターコックを結ぶワイヤ

コレ、あんまし無いが希に固着します!

モーター側とコック側を外してワイヤがスカスカ動けば正常
動かなかったり、動きが渋い場合は交換だ (´;ω;`)

動かない→でもモーターは動く
=モーターが故障する

症状は故障A同様、カタカタ音がします

このワイヤの交換方法はヒーターコックワイヤ交換を見てね