説明@ エアコンのコンプレッサーに付いているマグネットクラッチ不良でエアコンが効かなくなってしまったので交換してしてみよう (゚∀゚) 今回はバンパーを外すだけで作業スペースを確保できたが車種によってはエアコンガスを抜いてコンプレッサーを丸々外さなければならないこともあるので作業前に確認しておこう 今回の車種は スズキ ワゴンR(MH22S) |
説明A バンパーを外してエアコンベルトを外す そしてコンプレッサー本体を固定しているボルトを外せばこのようにずらせばエアコンガスを抜く必要は無い マグネットクラッチはコンプレッサーの先端に付いているプーリー回り全体がそうだ (・ω・) |
説明B では外そう マグネットクラッチの先端に付いているボルトを外す しかし緩めようにもマグネットクラッチごと回ってしまうのでプーリーホルダーやパイプレンチを使って工夫して固定しよう 小さなボルトだからそんなに強く締まってないので助かるね 緩み止めが塗布されているのでちょっと渋く回ります |
説明C するとマグネットクラッチの表面が外れる |
説明D ここで注意 Σ(゚Д゚) マグネットクラッチとプーリーの間には薄いワッシャーが複数枚入っている つまりはマグネットクラッチとプーリーはくっつておらずワッシャーの厚みの分微妙な隙間があるのだ ちなみにこれはエアコンがOFFの時はプーリーはこの隙間があるので空回りしていてONにするとグネットクラッチとプーリーが完全にくっ付いてコンプレッサーを回すのだ |
説明E ではプーリーを外そう コンプレッサーの軸に付いているスナップリングをスナップリングプライヤーで外す あとはプーリーを小さめのバールなどでコジって外すのだが固くてカンタンに外せない場合はプーリープーラーを使って引き抜く (;´Д`) |
説明F プーリーを外したらマグネットが出てくる |
説明G マグネットはこれもスナップリングでコンプレッサーに固定されているので外して配線も外せばマグネットを外せる これで取り外し作業完了だ! |
説明H マグネットクラッチの構成部品はこの3つのみ |
説明I あとは組み付けていくのだが注意は説明Dの「隙間」だ 大体どの車種も基準は0.4mmくらいじゃないかな? その基準値になるようシックネスゲージを使って新品マグネットクラッチに付属している調整用のワッシャを必要最低限の枚数で選んでいく 基準値になるまで何度も付けて外してを繰り返すのだ 隙間が大き過ぎるとコンプレッサーは回らないし小さ過ぎるとOFFでもマグネットクラッチがプーリーに接触する可能性があり早期摩耗や異音・焼き付きの原因になってしまう |
説明J 隙間調整が出来たらセンターのボルトを本締めして完成だ 本締めといってもネジが小さいので強すぎるとネジ切れてしまうのでほどほどのトルクで緩み止めを塗布しておこう (・ω・)ノ |