高速で回転するホイールのバランスがずれていると車体やステアリングがブレてしまい高速道路ではとてもじゃないが乗れたものではない そのホイールを5g単位でバランスをとるのに取り付けるのが『バランスウエイト』なのだ バランスウエイトは大きく分けると @打ち込み式バランスウエイト A貼り付け式バランスウエイト の2種類となるので各々説明しよう ちなみにバランスをとるにはホイールバランサーが必要になるので悪しからず… (・ω・)ノ |
形状は主にスチールホイール用(右)とアルミホイール用(左)の2種類だ ホイールのリムに叩き込む箇所の隙間が違うのが分かるカナ? 他にも純正アルミホイール用ってのもあるが… 隙間を変えればアルミホイール用でも対応出来る |
そして素材も2種類あり、左が鉄製で右が鉛製 昔は鉛製が主流だったが鉛は環境に優しくないので現在では鉄製が主流だ |
ホイールに取り付けるにはバランスウエイトハンマーを使ってホイールの両端に叩き込む 先に説明したようにバランスウエイトは5g単位で、打ち込み式の場合5〜45gの9種類が主流だ その中でもよく使うサイズは5〜35gの7種類じゃないカナ? スチールやアルミホイール用ってのと5g単位での種類を集めると最低でも14種類以上になるので、ひとまとめにしてしまうと探すのが大変なので最初の画像のように種類ごとに分別しておこうね (゚∀゚) 打ち込み式はカンタンに取り付けられるが見た目が悪くリムに傷が付く |
このバランスウエイトは打ち込むのではなくウエイトの裏側がテープになっていてホイールの内側の両端に貼り付けるタイプだ ※両端とは内側はホイールの端付近、外側はホイールディスク面の裏側付近 コレはスチールホイールに使うことはなく、アルミホイール用のみの使用となる 上は5g単位でカットされていてテープのみで繋がっているのでまとめて必要分だけカッターなどでカットして使う 下は5gと10gが交互になっていて、更にウエイトからテープまで全て繋がっているので必要分だけバランスウエイトハンマーやニッパでカットして使う 一応5g10gで分かれているが10gを約半分にカットして5gとして使っても構わない |
ちなみに厚さも気にしておこう 画像を見れば分かるかな? 貼り付けたバランスウエイトがブレーキキャリパーに接触寸前になっている 軽く接触する程度だったらバランスウエイトが削れてカチカチと音が出る程度だが、思いっきり当たってしまうと… (゚д゚)! この状況は滅多に無いが、貼り付けのバランスウエイトを購入する際には薄型のバランスウエイトを選ぼう |
貼り付ける前に必ず貼り付け箇所の汚れをパーツクリーナーでキレイにしておくこと もちろん剥がした古いバランスウエイトの糊跡の上にはしっかりと貼れないので糊跡もキレイにする そのまま付けてしまうとカンタンに剥がれちゃうよん |
あとはウエイトの糊面のテープを剥がして真っ直ぐ貼り付ける 貼ったら指でウエイトの全面を数秒間強く押しつけてしっかりと貼り付けておく (`・ω・´) 不安な人は貼った後に剥がす感じで軽く爪を掛けてみよう カンタンに剥がれてしまったらやり直しぃ!!! |