梅ぼしのたね 〜趣味の部屋〜

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クリップの種類



よくアンダーカバーやバンパー、内張りなどを固定するのに使われている
昔はボルトを使っていたが現在ではプラスチック製のこのクリップが主流だ (゚∀゚)
メリットはボルトと比べて、ボルトはねじ切ると修正が大変だがクリップはカンタンに交換出来るうえ、取り付けやすく軽量でコストを安くできるなどのメリットがある
そしてなにより締め過ぎによって部品を破損させてしまうという心配が無い
クリップの外し方や取り付け方が分からないと強引に外そうとして部品に傷が付いたりクリップを破損させてしまったりしてしまうので基本的な脱着方法を教えよう
※おおまかによく使われる3種類で説明するが各自動車メーカーによってサイズ(径)や形状が異なる
基本はこの3種類だ
@ネジ型
Aプッシュ型
Bプル型
※オイラが勝手にそう呼んでマス!

こういったクリップは弱いので重量物やチカラが加わる箇所には使われていない
なのでもし何か社外品を固定しようとクリップを使う場合には注意だ

長期間使用したりすると外すのに折れたり欠けたりして破損しやすいので基本的には消耗品として考えておいてほしい (;´∀`)

クリップは予備として数種類は持っていたほうが良いね
ではなぜこんな小さくカンタンな作りで固定できるのか?
どのような形状のも原理は一緒なので覚えておこう! m9( ゚Д゚) ドーン!
芯が出ている場合は下部は広がっていない
この径がほぼ合っていれば紛失や破損時に
他の形状のクリップで問題なく代用できる
芯が内部に入ると下部が外側へと広がり、
部品の穴より大きくなるので抜けなくなる



@ネジ型
中心の芯がプラスのネジになっていて、コレを回すことによってクリップを脱着できる

このタイプはプラスの部分がプラスチックなのでもちろんナメやすいので緩める時は最初ドライバーをちょっと強めに押し当てて回し緩んだら少し力を抜いて残りを回せばナメりづらい

周囲の土台まで一緒に回ってしまう場合は回らないよう指で固定しよう

締める時は超軽くキュッと締めればOK!
取り付ける際、慣れている人はねじ込まずに指で強引に押して『ザクッ』と入れてしまう人もいるがねじ山がダメになって次回外す時にカラ回りして外せなくなるのでやめておこう
カラ回りしてしまった時は芯の隙間に小さいマイナスドライバーを入れて上げながら回せば外せる
それでも外せない場合は破壊だ!遠慮なくニッパでアタマをぶった切ってしまえ! (# ゚Д゚)
・取り外し方                 ・取り付け方
@芯を回して抜く A周囲をコジれば外せる @芯を付けずに取付け A芯をねじ込む





Aプッシュ型
見た目はまるでリベットのようだ

中心の芯を押すだけで外せる超画期的なクリップだ ъ(゚Д゚)グッジョブ!!

しかし芯を強く押すと破損し易い

このタイプは他のタイプとは違って取り付ける時に押されたままの芯を手動で出さなければならない

外し方が分からなくて強引に外して破壊した人もいるんじゃないかな?
・取り外し方                 ・取り付け方
@芯を軽く押す A周囲をコジれば外せる @芯を出したまま取付け A芯を指で押す





Bプル型
プッシュ型とは逆で芯を引き上げることによってクリップを外せる

このタイプが一番多いような気もするが?

そして一番破損し易い気もする ( ;∀;)
外す時小さいマイナスで芯をコジって上げるのだが芯の縁が欠けやすい

一応クイッククリップリムーブプライヤーという取り外し専用工具があるので買っておいたほうが良いかも…?

ちなみに画像のクリップは芯と土台は一体型だが芯が抜けても問題は無い
・取り外し方                 ・取り付け方
@芯を引き上げる A周囲をコジれば外せる @芯を出したまま取付け A芯を指で押す