梅ぼしのたね 〜趣味の部屋〜

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整備書って何?



クルマやバイクを整備するのにどのような手順で外したらいいのか、どのくらいのチカラでボルトを締め付けたらいいのかが分からない
そんな時に必要なのが整備書(サービスマニュアル)だ
ようは説明書だね (*´ω`*)
整備に関して慣れていない人にとっては便利だが整備士は通常の作業では使わない
エンジンのオーバーホールや故障診断などディープな作業になると整備士でも必要になってくる
整備書の他にもあると便利な書物があるので自分の車種やよく整備する車種のものは揃えておこう

@整備書
整備書は車種ごとに発刊される
新車が発売されると基本となる分厚い整備書が発刊されマイナーチェンジなどで仕様が変更されると『追補版(補足版)』という主に変更箇所を載せている整備書が発刊されるのだ

ちなみにエンジンだけの整備書もある

価格は基本となる整備書で数万円!
追補版やエンジンのみの整備書でも数千円もするのだ! Σ(・ω・ノ)ノ!



内容は交換測定などのやり方からネジ1本の締め付け
トルクまで事細かく記載されている
もちろんバイクの整備書もある
バイクのほうが価格が安いね

A新型車解説書
まず普通の人はお世話になることはないだろう『新型車解説書』だ
様々な部品の構造などが記載されている ( ゚Д゚)
主に使うのはATからMTに変更などの構造変更をする際に提出書類としてコピーして添付する時くらいカナ?
画像はH3系ミニカの新型車解説書だ 断面図や名称など細かく記載されている



Bパーツリスト
パーツカタログは各部品の品番や価格が掲載されている
使い方によっては品番が分かるので車検証が無くても部品注文できる
つまりエンジンやMT載せ替え、部品流用などで流用した車種の車検証が無い場合に部品注文したい時に便利だね (*´з`)
画像はHK30クルーのパーツカタログ 品番や価格が細かく載っている



C配線図
意外とコレが重要かも?
なんと全ての配線の色や位置関係などが記載されているのだ Σ(゚Д゚)
故障診断やディープな配線加工などの際に必ず必要になる
画像はHK30クルーの配線図 まるで地図のようになっている…



正直電気が分かっていないと理解出来ないだろうけど…
見慣れると意外とカンタンだ

探している部品の配線を辿っていけばドコヘ行ってるのかが分かるし、配線の色は略して記載されている
(例)
黒色→B(ブラック)
茶色→BR(ブラウン)
緑色ベースの黄色ライン→G/Y

配線図は線だらけで見づらく結構大きくて扱いづらいので必要箇所をコピーして調べたい配線に色でマーカーしてあげればより分かりやすくなるよ (・ω・)ノ