梅ぼしのたね 〜趣味の部屋〜

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電圧計取り付け



説明@
バイクに電圧計を取り付けてみよう
※車両はVFR800前期

発電関係が故障してバッテリーが充電されなかったり、過充電になっていないかなどを確認するためだ

過去にZZRの充電系統が故障して過充電になり配線が溶けたことがあったからね…

出先でバイクが故障しちゃうと面倒になるぜ! (;・∀・)

今回は台湾のkoso製のデジタル電圧計(赤色表示)を購入

ネットでわずか2千円だ!

説明A
デジタル電圧計の配線はカンタンだ
赤色配線はACCで黒色配線はアースに接続するだけ! Σ(゚Д゚)
アナログ電圧計で配線が3本の場合はイルミが増える

●ACC(アクセサリー電源)とは
キーONの時に電気がくる配線に取り付ける
※間違ってこの配線を常時電源(キーを抜いても常に電気がきている配線)に接続してしまうと100%バッテリーは上がる
●アースとは
マイナスの配線に取り付ける
●イルミ(イルミネーション)とは
ライトをONにした時に電気がくる配線に取り付ける

説明B
さぁ〜取り付けてみよう!

まずは何処に電圧計を取り付けるか考えよう

ハンドル周りだとハンドルを切ったときに配線が擦れるかな?
そうすると見た目も良いメーター周りが良いかな?

よし!
んじゃ〜右の液晶の下に取り付けよう! ∠( ゚д゚)/

説明C
電源配線を何処から取ろうか考えたら、やっぱしメーター裏が良いね

このバイクはアッパーカウルを外さなきゃならん!

めんどくせぇなぁ… (;´Д`)

説明D
さて、色々と配線が見えたが…
注目したのはこの配線 (゚д゚)!

何の配線だか分からないがサーキットテスターで調べたら白色がACCで緑色がアースだった

後々調べたら転倒時エンジンが自動でOFFになるセンサーの配線だったみたい

普通クルマのアースは黒色だが、どうやらホンダのバイクは緑色がアースらしい

関連項目
サーキットテスター
電気(直流)の基礎知識

説明E
エレクトロタップで電気を取る

この電圧計の配線は結構細く、それに対し車両側配線は太かったので、電圧計側の配線に車両側配線と同じ太さの配線をハンダで接続して配線の太さを合わせた

多分太さを合わせなくても大丈夫だったと思うが…
接触不良が起きないよう対処だ
( ´∀`)bグッ!

関連項目
配線の加工方法

説明F
配線をタイラップでまとめたら電圧計本体の裏側をパーツクリーナーをウエスに染み込ませて拭いて脱脂してから付属のマジックテープを貼り付ける

両面テープじゃないとこが良いね!
マジックテープならメーター周りを外す時またくっ付けられるし、位置調整が何度も出来る (゚∀゚)

関連項目
便利だぜタイラップ!
整備で使う洗浄剤

説明G
車体側の電圧計本体を貼り付ける箇所もパーツクリーナーでキレイにする

キチンと脱脂しておかないとすぐに剥がれ落ちちゃうからね
ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!

説明H
で、電圧計本体をしっかりと(ちょいと強めに)押し付けて貼り付けたら完成だ!

キーONで12.8V
エンジン始動して約14Vだ




これで電気系統バッチリ!
そしてレーシー(?)に見える!
ъ(゚Д゚)グッジョブ!!

説明I
ちょっとココからは別な取付方法

今回電気機器配線から電源を取ったが電気負荷によってバッテリー電圧との誤差がでてしまう場合がある
なのでバッテリー電圧を測定できる方法を説明しよう
それにはリレーを使う
(ホームセンターや自動車部品の量販店などでも売ってるよん)

赤色配線→バッテリー+へ
黄色配線→電圧計+へ
青色配線→ACC配線へ
黒色配線→−(アース)へ

※黒色配線や電圧計のアース線はバッテリーのマイナスでもボディアースでも構わない

説明J
+と−はバッテリーから取った

説明K
そうなるとバッテリーはシートの下なので配線をフロントまで引かなければならない (;´Д`)

説明L
配線はフレーム沿いにあるメインハーネスと一緒に引く

エンジンは高温になるのでなるべく配線が接触しないように固定しよう

説明M
タイラップでキレイに引いていく♪

説明N
ACCは一番最初に説明したセンサーから取った

こうすることでキーをONにするとACC配線によってリレーのスイッチが入りバッテリーから電圧を取ることができるのでバッテリー電圧を測定することが出来るのだ (゚∀゚)