説明@ 車種によって構造はマチマチだが、作業内容に大差はないと思う 今回は愛車のVFR800のフロントタイヤを交換する ベアリングは異常なかったから今回は交換しない ではまずバイクを上げる前にアクスルシャフトのボルトを外そう バイクが動かないように注意ね ( |
説明A アクスルシャフトを挟んで固定しているボルト左右を緩める タイヤにフェンダーがカブってタイヤを外すのにジャマだったらフェンダーも外しちゃおう ∠( ゚д゚)/ |
説明B ブレーキキャリパーも両側外さなければならない 大体はキャリパーはボルト2本で固定されている この時いちいちブレーキパットを取外す必要はない ※キャリパーの形状によってはパットを外すのもあるかな? |
説明C ブレーキディスクからキャリパーを引き抜くのだが、『カタカタは動くが抜けないよ〜』って経験はないだろうか? それはブレーキパットはディスク全面に当ってないからだ つまりパットはディスクの外周から約1mmの箇所(矢印の間)は当たってはなく、磨耗していく(薄くなっていく)ディスクに対してこの箇所は減らない=出っ張りとなってキャリパーを引き抜く際にパットが引っかかってしまう なのでマイナスドライバー等で隙間からパット(実際はピストン)をほんの少し引っ込めればあっさりと抜ける ※説明H参照 |
説明D フロントタイヤを交換するにはいくらセンタースタンドがあってもフロントを上げないと無理だ (;・∀・) レーシングスタンドがあればいいが、オイラは持っていないのでジャッキで上げることに かける箇所はエキマニの部分しかないから傷付けないよう、木っ端を間にかまして上げる センタースタンドがある場合はそこが支点となるからジャッキをちょいと上げるだけでフロントは浮くのであんましエキマニには負担がかからない |
説明E あとはアクスルシャフトを抜くだけだが説明@で外したボルト側に同じ径くらいの棒を入れてハンマーでゆっくりと叩いていく 径が小さかったりガンガン叩くとシャフト側のネジ山が潰れてしまうから注意だ Σ(゚∀゚ノ)ノキャー すると画像逆側からシャフトが抜けてくる フロントフォークとホイールの間にカラーもあるから落とさないようにね スピードメーターがワイヤー式のはこの箇所あたりにギアが付いている |
説明F ここでやっとタイヤが外れる ( ´ー`)フゥー... あとはタイヤを交換するだけだ |
説明G 手動で交換すると思ってたアナタ、 残念でした (・3・) 今回はタイヤチェンジャーを使ってタイヤを交換する このタイヤチェンジャーはどこにでもある普通(?)のクルマのタイヤを交換する物だ バイクでもクルマでも一緒だね! この使い方は画像がかなり多くなっちまうからタイヤ脱着へどうぞ |
説明H タイヤを組んだら逆手順で組んでいこう キャリパーを取り付ける前にマイナスドライバー等でこの隙間をちょいと広げておく そうすることでキャリパーにディスクがあっさりと入るからだ パットが欠けちゃったりするからあんまし強引にコジらないでね キャリパーを左右取り付けたらフロントブレーキレバーを何度か硬くなるまで握ること これは引っ込め過ぎたパットを出すためだ |
説明I あとは組んで終了だ アクスルシャフトの固定は説明@のボルトを締め込んでから説明Aのボルトを均等に締め付けよう |