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これはバッテリー内に入っている電解液（バッテリー液）の『比重』というものを測定するためのモノだ ※密閉型のバッテリー（ＭＦバッテリー）には使えない ってか密閉型は測定出来ない 比重とは水の質量に対して同体積の質量のモノとの比率のこと 例えば比重が1.2の場合、水1Ｌ（1ｋｇ）に対して1.2ｋｇありますよってことで水より重たいことが分かる 今回は関係ないが燃料で比重が0.8など1以下の場合は水より軽いということになる　(ﾟДﾟ) 関連項目 バッテリー

コイツは内部に入っているウキのようなものでゲージとなっている 見ての通り比重が 赤（1.1〜1.2）→不可 黄（1.2〜1.25）→要注意 緑（1.25〜1.3）→ＯＫ ※電解液の温度が２０℃ 温度によって若干変化するが… 正直真冬以外は気にしたことが無いな　ヾ(ﾟДﾟ )ｫｨｫｨ 少し考えてみれば分かるが充電されていればいるほど電解液は重くなるってことだ　Σ(ﾟДﾟ) ちなみに満充電時で１．２８０ 比重が黄や赤の場合はバッテリーを充電するか交換しよう

では早速測定してみよう　(ﾟ∀ﾟ) まずはバッテリーのキャップを外す １２Ｖのバッテリーで６箇所だ 関連項目 バッテリー交換（自動車） バッテリー交換（バイク） バッテリー液補充 バッテリー充電器 バッテリーキャップドライバー

比重計はスポイトになっているので画像のポンプ部分を摘んでからバッテリー内に挿し込み、摘んだ手を徐々に離していけば電解液を吸い上げる 電解液は希硫酸なので衣服やボディに付着してしまうと数時間で変色や損傷してしまうので、こぼしてしまったら早めに水で洗い流そう Σ(・∀・|||)ｹﾞｯ!!

ある程度吸い取ったら軽く振ってゲージに付着した気泡を振り払ってから目盛を真横から読む ※バッテリーから比重計を抜かなくても良い 今回は約1.23なので充電しておいたほうが良いね　(ﾉ∀`)ｱﾁｬｰ 測定後の電解液はまたバッテリーの同じ穴に戻しておこう コレをバッテリー穴の６箇所全て測定する ※充電後の比重について もしいくら充電しても比重が上がらない場合や６箇所の内１箇所でも比重が上がらない場合はバッテリーの寿命だ

使用後は（分解までしなくてもいいが）キレイに内部まで水洗いしておこう ほとんどの人は洗浄しないが… モノは大事に使おうね　ヾ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ 内部のゲージは絶対に落とさないように！ 落として傷が付いたり欠けたりしたら信頼度（精度）はゼロだ もし折れて接着剤で接着しても精度は全く信頼できないので捨ててしまえぃ！