このテスターの使い方は2通りある 1つ目はラジエーター本体に取り付け加圧して冷却水の漏れを調べる、ラジエーターリークテスターとしての使い方 冷却水が減ってしまう、又はどこからか漏れているという時に使う 予め漏れた冷却水があればキレイにしておいたほうが確認しやすい 2つ目はラジエーターキャップを取り付け加圧してキャップの圧力を調べる、ラジエーターキャップテスターとしての使い方 ラジエーターキャップが正常な作動圧で開弁するか確認する その両方の使い方を説明しよう |
1つ目の冷却水の漏れ確認の使い方を説明しよう ラジエーターキャップを外し減っていたら冷却水を満タンに入れて合うアタッチメントをラジエーター側に取り付ける エンジンは停止状態で測定中かけることは一度も無い (゚Д゚) |
取り付けたアタッチメントに本体を取り付ける ちなみに冷却水の温度は熱い状態でも冷えた状態でも構わないが例えば冷えている状態では漏れはないが暖まると漏れ出すというケース(又はその逆)もあるので、どちらかの温度で測定し漏れを確認できなければその逆の温度でも測定しよう でも大体は熱い状態で測定するね (ノ∀`)タハー |
本体は注射器のようになっていてポンプを何度も動かすことによって冷却系統に空気を送り加圧させる 加圧させる圧力はラジエーターキャップに記載されている数値までだ (後術記載) 加圧し過ぎると各ガスケットが耐えられずに抜けてしまい、余計な修理代が掛かってしまう! ヘッドガスケットやラジエーターから漏れ出したら超最悪だね ギャアァァァァ━━(|||゚Д゚)━━!!!!!! |
ラジエーターキャップに記載されている数値まで加圧したらラジーターやホース類、エンジン周りを徹底的に目視し冷却水がどこから漏れているか確認だ (`・ω・´) もし漏れを確認できないのであれば加圧したまま数分間放置し、圧力が下がるか確認する 下がるということはどこかで冷却水が漏れ出しているということだ 冷却水が熱い状態で測定している場合、加圧したまま長時間放置し過ぎると冷却水が冷えて収縮し圧力が下がるので漏れと間違わないように 漏れがないのに冷却水が減る場合は室内(ヒーターコア)やエンジン内部での漏れの確率が高い |
測定が終わったらテスターや冷却系統に圧力が加わっているので横に付いているボタンを押せばココから加圧した空気が逃げ圧力が抜ける この作業をせずに本体やアタッチメントを外そうとすると圧力が一気に抜けるので冷却水が勢い良く噴き出してしまう! Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ |
2つ目のラジエーターキャップテスターとしての使い方だ ラジエーターキャップには必ず圧力数値が記載されていて、圧力がその数値以上にならないように圧力を逃がすようになっている (゚∀゚) メーカーによって数値は異なるが、この場合は1.1kg(又は108kPa)となる |
テスターへの取り付け方法はアタッチメントとラジエーターキャップの間に合うサイズの専用アタッチメントを取り付ける φ(゚Д゚ )フムフム… |
そして本体のポンプを何度も動かして加圧させても規定値より上がらないことを確認する この場合は加圧し続けてもキチンと約108kPa以上にならないのでラジエーターキャップの開弁作動圧は正常と判断できる もし規定値以上になってしまったり、逆に規定値以下であればラジエーターキャップは正常ではないので交換しなければならない Σ(゚Д゚) 測定後は冷却水漏れ点検同様ボタンを押して加圧されたままの圧力を逃がす 使用後アタッチメント類はキレイに洗って乾燥させておこうね |