梅ぼしのたね 〜趣味の部屋〜

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工具を購入するコツ



これから始めよう、揃えようって人へ
まず悩むのが価格だがある程度の安物でも十分だ
しかし○千円のセット物とかの安すぎは問題ありだ!
すぐ壊れるし、ネジとの噛み合いが悪くネジがナメって外せなくなって余計な手間が増えるからね!
過去にドライバーの柄が砕けたしソケットが割れたりエクステンションの先端が折れたりを経験した
しかも何度も使用してからではなく、買って初めての使用でだ (#゚Д゚)y-~~イライラ

かと言って高額なメーカーだと安価な1本500円〜千円くらいのメガネレンチが4千円くらいする
そうすると欲しい工具全て買ったら…ん〜恐ろしい金額だ Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ

でもある程度の種類は揃えておきたい
そんなときは『毎月○千円分工具代として使う』って決めちゃえばいつの間にか揃ってしまう
決してムリして揃えなくても良いのだ
オイラはもう80万円近くは工具に注ぎ込んでるけどね… Σ(´∀`;)

レンチやソケットのサイズは国産車で8mm・10mm・12mm・14mm・17mm・19mm・22mm・23mmがあれば大体のことは出来る
中でも頻繁に使うのが10mm>12mm>14mmだ

メーカーは有名なのから無名なのまであってハッキリ言って数え切れない
有名工具メーカーでオススメなのはスナップオンMACツールKTC(ネプロス)など
安くて見栄えが良く使えるのがアストロプロダクツ(AP)だ

しかしムリしてまで高額な物を買う必要は無い
予算がある人や年がら年中整備する人は有名なメーカー物をオススメするが、あんまし整備しない人や予算をかけられない人は比較的安いメーカー物で十分
ちなみに工具のメーカーを1社に統一する必要は無い
ニッパはクニペックス、ラチェットはファコムなど各メーカーの良い物、あなたに合う物を使うのがベスト!

絶対的にメーカー物をオススメするのはトルクレンチやマイクロメーター等の「測定機器」だ
測定するということは、規定の力でボルトナットを締めたり0.01mm単位で測定したりと精度が求められる
だから信頼性のあるメーカー品が良い=高いんだよなぁ〜 (;・∀・)

そしてナゼ1つの工具に沢山の種類があるのか?
『そんなに持っていたって使うのか?もうコレクションの世界じゃないのか?』
そう思っている人は多数いるであろう
しかしながら理由はちゃんとある ( ・ω・)
例えば10mm-12mmのメガネレンチ1本だけでみてみよう
このサイズだけでもロング・標準・ショートなどの長さがあり、さらに角度がストレート・15゜・45゜・75゜などがある
そうするとこのサイズでは12種類以上はあるってコトだ
これは整備していくと『この長さ』『この角度』でなければ工具が入らない、回せないというコトがちょいちょい起こる
もちろんなくても何とかなるケースも多々あるが結果時間がかかってしまう場合が多い
やっぱし工具を買わなくてはならない場合に近くに売っていない=続きは後日ってオチになる
整備にとって時間は大切だ
特に整備工場の場合は時間工賃が決められているからだ

工具箱は金属製で手で持ち運び出来る程度の箱であればメーカーはほとんど関係ないと思って良い
プラスチック製やあからさまにひ弱そうな箱は、工具を増やして重量が増すとぶっ壊れる Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
いつ工具が増えてもいいように大きめの金属箱をチョイスしておこう
ちなみにキャスター付きの大型工具箱の安物は引き出しを2〜3つ開けると倒れやすいとも聞く
オイラのも安物だが大丈夫だった
メーカー物はン十万するから買えねぇ〜!

最後になるがある程度まとまっている格安セット物を買おうと思っている人へ!
はっきり言ってお勧めはしない
最初にも言ったが今までの経験上格安セット物の工具は出来が悪すぎる
車載工具として、又はそのセットだけで十分な作業だったら構わないが…
そしてその後どんどん増やそうと思うと一瞬で収納しているケースが必要なくなってしまうのだ

工具というものはバリバリ使っていくとナメりやすくなったり壊れたりもしていく
もちろん高額なメーカー物でもだ
工具は消耗品だというのも忘れてはならない