ファンベルトなどを回転させる大元のクランクプーリーをクランクシャフトから抜くための工具だ タイミングベルトを交換する時にクランクプーリーが抜けなくて困ったことはないだろうか? 軽自動車などの小さなプーリーだったら手でカンタンに抜けるが乗用車の場合は大体は手では抜けない そんな時はコイツの出番だ (゚Д゚) |
なんだか部品が大量にあるが、実際このうちの数点しか使わない @手の平のようなベース Aセンターボルト Bセンターボルトの先端に付けるア タッチメント Cクランクプーリーにネジ込むボルト これらの部品をセットしたのがこんな感じだ (´∀`) 大量のボルトのうちクランクプーリーに2箇所あるネジ穴のサイズや外しやすい長さのボルトを2本探す 国産車の場合M8×1.25がほとんどだね |
では外してみよう クランクプーリーボルトを外したら探した2本のボルトをプーリーに軽く締めて(※)、セットしたプーラーのセンターボルトをラチェットやメガネで締め込めばプーリーが手前にグイグイと抜けてくる (゚д゚)! (※)プーリー側の穴を清掃して油を注入しておくと入りやすい プーリー側の穴は貫通しているので締め込み過ぎるとエンジンに突き刺さるし、緩過ぎるとナメて収拾がつかなくなる Σ(´Д` )ウオッ |
クランクシャフトをセンターボルトで押す力(赤矢印)に対する反発力(青矢印)でプーリーを抜く構造なのだ (´・∀・`)ヘー プーリーは重たいから抜けた拍子に落としてしまうとプーリーが欠けてしまうので十分注意しよう ちなみにクランクプーリーボルトを3〜4回転くらい差し込んでおけばプーリーが抜ける手前でプーラーが止まるので落としにくい KTCの油圧式が簡単で便利なんだが値段が高ッ! Σ(゚∀゚ノ)ノキャー |