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回路を作製する



第四章で基板を作ったら電子部品を使って回路を作成しよう (*´ω`*)
コレがまたアタマを悩ませるであろう
でも意外とカンタンなので基本を覚えてしまえばどうってことはない
基本は上図で電気の逆流防止の整流ダイオード、規定の電流を流すCRD、そしてLEDを繋げるだけだ
LEDの数やCRDの数値はLEDの性能による

↓例えば今回購入したLEDの性能だ
IV(明るさ)…30000mcd
VF(電圧)…1.8〜2.6V
IF(電流)…35mA

LEDの電圧はこの範囲で明るく使えるということなのでコレ以下だと超暗いし、コレ以上だとLEDがぶっ壊れる Σ(゚Д゚)
つまり12Vのクルマやバイクだと一つのCRDで点灯させるLEDの数は1〜5個が一般的だ
※実際は14.4V
正直、CRDを使う場合電圧はあんまし気にしなくてもいい…
LEDの電流は35mAまで使えるということでCRDはそれ以下にする必要がある
一つのCRDでは電流が足りない場合は上の画像の下図のように並列に接続すれば電流は増える
ただ、電流が半分になっても明るさは半減するわけではないので要注意
例えば35mAのLEDに20mAの電流を流してもほとんど明るさは変わらない
その他、電気に関しては電気(直流)の基礎知識をご覧あれ (・ω・)ノ

今回ブレーキ&テールランプを作っているのでこのような回路にした

一つの回路を作ったら同じ回路を複数並列に作製すればいいのだ

テールの電流は10mAのままだと、先ほど説明したように明るさはあんまし変わらないのでブレーキとテールの差が大きくならない
なのでそれはまた次章で説明します

LEDの数は車両側の電圧が変化しても安定して光らせたいのでひと列の数は少なめの4個にした
各列に整流ダイオードを設置した理由は電気の回り込み防止のためで、ウィンカーやバックランプなどただ単純に光らせるだけであれば+側、又は−側に1個だけ付ければ良い


では実戦、基板にアルミテープ、又はメッキテープを
貼り付ける
でも、ようは金属のテープなので電気を通してしまう
なのでLEDの部分だけカットする必要がある
そのまま作るとショートしちゃうよん







そしたらリフレクターをLEDで挟む感じで付ける

もしリフレクターがLEDで挟むことの出来ない構造であればホットグルーガンでくっ付けよう

※LEDの+−注意!



コチラは2個付けた状態の裏側
LEDの端子が計4本出ている
そして−側を折り曲げている状態
長い端子をニッパでカットし2個のLEDの+と−を
ハンダ付けする
同時にLEDの端子が出ている穴もハンダ付けする









時間を掛け20個… (;´Д`)







裏側はこんな感じ
計20個、4個を5列作製

コレでLEDの固定は完了だ

続いてCRDと整流ダイオードを基板の空いているスペースに固定する
※+−の向き注意!

通常は表側から穴を通して固定するのだが表面はLEDが付いているので不可能

なので裏側の穴だけを利用して表面にハンダ付けする

ちなみに基板はこの穴の周囲にある金色の金属部分にしかハンダ付け出来ないよん
(´・ω・`)


ちょっとハンダがキタナイけど…
気にしないでね(笑)

そして全回路完成!

Σ(・ω・ノ)ノ!

うわぁ!
ぐちゃぐちゃだぁ!!

でも回路はちゃんとしてるから…
まぁ〜良いか!

でも絶対に他の回路と接触しないようにね

各電源の取り出し口は後ほど加工するのでそのまま



出来ればこの状態でバッテリーを使って接続し点灯確認をしておこう





最後に回路ムキ出しだとショートの危険があるのでホットグルーガンで電子部品以外を覆っておく

同時に振動対策や防水対策になるよ







完成〜♪ (´ω`*)











コチラはバックのLED
横方向にLED4個で1回路だが右の2個だけ1回路
回路は単純だね
整流ダイオードはアース側に1個のみ

第六章 配線作業