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ヘルメットの選び方


当たり前だがバイクに乗るには絶対にヘルメットを被らなければならない
だが一概にヘルメットと言ってもメーカーや種類が数え切れないくらい沢山あって、どれを買ったら良いか分からない人もいるだろう (;・∀・)ハッ?
基本中の基本としては今乗っているバイクに合うかどうかだ
レーサーレプリカのバイクにオフロードのヘルメット、アメリカンバイクにレプリカのヘルメット…などとハッキリ言って有り得ない組み合わせだ (´゚ c_,゚`)プッ
別にそれら組み合わせによって乗るのに不都合は無いがセンスの問題となる
晴れの日に長靴を履いて歩くようなものだね (;・∀・)
レーサーレプリカのバイクにはフルフェイスのヘルメット、オフロードバイクにはオフロードのヘルメットなど組み合わせはしっかりとね
頭を半分しか守れない半帽は原付スクーターだけにしておこう
頭全体を守れるので安全性が一番高く、色々な車種(主にスクーターやネイキッド、レプリカ等)に合うフルフェイスのヘルメットについてココでは説明する

@メーカーと外観(見た目)
ヘルメットのメーカーは数多く存在するが国産で一番有名なのはarai(アライ)とshoei(ショーエイ)であろう
これらのメーカーは世界でも有名で安全性はかなり高いが、それに比例して価格も高くなる
しかし各社のヘルメットは1種類だけではなく3〜4種類のグレードに分かれていて価格の安いグレードは風通しがあまり良くなく重量があったりカラー(色)がダサかったりだが、最高級のグレードともなると風通しが良く軽量でカラーバリエーションが豊富だ ъ(゚Д゚)グッジョブ!!
安全性に関してはグレードによる大差は無い
カラーについては主に3種類ある
@単色
色々なバイクの形状や車体色に合うので汎用性の高い『単色』と言われているものがある
つまり白色のみや黒色のみだ
Aグラフィック
色々なカラーで模様のようになっており単色と比べれば派手
車体色と色合わせしたほうがより良く見える
Bレプリカ
画像のヘルメット(左上を除く)がそうだ
レースで活躍している、又は活躍していたレーサーが被っていたヘルメットのカラー
そのレーサーのバイクチーム(バイクメーカー)のイメージがあるので極力、いや絶対に合わせておきたい
例えば画像右上の柳川選手のヘルメット
柳川選手はカワサキのライダーだからその他のメーカーのバイクにこのヘルメットは似合わない
『違ったって別にいいじゃんかぁ!』
っておもう人も多数いるかと思うがここはやっぱし合わせておきたいものだ
例えるならホンダ車にカワサキのステッカーを貼るのと一緒くらいの間違いだとオイラは思ってるけどね Σ(゚Д゚)
単色やグラフィックのカラーについてはバイクメーカーのイメージカラー(ホンダは赤、ヤマハやスズキは青、カワサキは緑)も考えるとより良い
機能面でaraiとshoeiの大きな差を説明するとシールドでaraiはシールドの両端が隠れていてシールドを開閉する際は無段階、対してshoeiは両端は隠れず開閉は約8段階になっている
ちなみに画像左上のちょっと変なカタチをしているのはシンプソンのヘルメット
フルフェイスだがレーサーレプリカには似合わず、ネイキッドやツアラーに似合うね (*´ω`*)

Aサイズ
頭のサイズは人それぞれなので店頭で買うにしろネットで買うにしろ必ず一度は試着しよう
同じサイズ表記されていてもメーカーによってフィット感が全く違うので装着してみてほんの少しキツイかな?程度が丁度良い
キツ過ぎるとちょっと乗っただけで頭が痛くなったり、緩過ぎると走行中ヘルメットがブレてキケンだ
オイラのように大失敗しないように! ヾ(゚Д゚ )ォィォィ
サイズの目安はおでこの一番高い位置から平行に頭一周メジャーで測定する
[参考サイズ表]
Sサイズ→55〜56cm
Mサイズ→57〜58cm
Lサイズ→59〜60cm
XLサイズ→61〜62cm

高価なヘルメット限定(?)だが、もし頭頂部は丁度良いが頬周りだけがキツイ又はゆるい場合は画像のようにその部分だけ厚さの違うパットに交換することも可能だ(もちろん別売)
残念ながらサイズを極端に変えることは出来ないので微調整と思ってくれ
内装が頭部周り、頬周り、首周りと3つにバラせるモノはそれぞれのサイズを変えることが出来る(一部不可)
つまり外して洗うことも可能だ (゚∀゚)

Bダクト
フルフェイスは熱が頭部にこもるので風通しを良くするためにダクトがある
前方から風を取り入れて後部のダクトから風を逃がす
長時間被る人や真夏には重要な装備だね (`・ω・´)
逆に気温が低い時にはダクトを閉じれば風が入らない
安いヘルメットほどダクトが少なく効果が低かったり、開いたままで閉じることが出来ない
高価なヘルメットは複数の箇所にダクトがありレバーをスライドさせたりスイッチを押すことによって自由にダクト穴を開閉できる
※画像には無いが後方にもある

風通しが良いということはシールドが曇りにくくなるということだ
アライのヘルメットの場合はシールドにも2箇所ダクトが付いてるしね

近距離しか乗らない場合はあんまし必要が無いかもしれないが…
ダクトが多いと見た目も良い ( ´ー`)y-~~

C安全規格
ヘルメットには小さなステッカーでPSCマークとSGマークが貼ってある
PSCは消費生活用製品安全法で規定されているマークで命や大きなケガする可能性が大きいモノに対して『安全ですよ』というものでちゃんと検査機関が検査している
逆にこのマークが無い物に関しては販売は禁止されている Σ(´∀`;)
SGは製品安全協会のマークで任意の制度だが、このマークがあって製品に欠陥があって人身事故になった場合に損害賠償金が出る
なので国内で販売しているヘルメットには必ずPSCマークはあるはずだ
万が一無い場合はヘルメットとしての安全性に疑問がある
だからこのシールは剥がしちゃダメだよん
何かあった時に保障されない :(;゙゚'ω゚'):

法律上はヘルメットにはこれらマークが無いとダメという記載は無いが『PSCマークが無い物に関しては販売は禁止』つまり国内ではこのマークがあることが前提となっているので遠回しに必要といっている
なんて回りくどい法律だ ヽ(`Д´)ノプンプン
ちなみに法律では緩衝材が入っていないヘルメットや工事現場用のヘルメットは乗用ヘルメットとして認められていない=ノーヘルと一緒だ
あまり知られていないがヘルメットには使用期限があり約3年となっている(SGマークの都合)
何年も経ってしまえば内部の緩衝材などが劣化してしまい安全性が低くなってしまうからだ
でも正直ヘルメットに大きな損傷が無ければ5年以上は使え… シーッ! d( ゚ε゚;)
使用期限とは別に損傷にも気をつけよう
ヘルメットは一度落としてしまったら衝撃により損傷(目じゃ見えない)し、安全性が低くなるから使えなくなるっていう人もよくいるが…
言ってることは分かるが、それが7万円のヘルメットだったらそうそう処分なんてできるワケもない
ぶっちゃけメーカー(araiのホームページ、Q&A)でも落下だけでは安全性に問題は無いと言っている
それにたったそれだけで損傷してしまうようなモノはヘルメットとしては問題ありだ (゚Д゚)
転倒などでヘルメットに大きな損傷を与えてしまったら新しい物を買おう

番外編@:アゴ紐の縛り方
通常はベルトをリングに通して縛る方法だが慣れてない人は手こずってかなり面倒であろう
なんせアゴの下だから見えないもんね
『面倒だから締めない!』
なんてヤツは事故って死んでしまえぃ! ヽ(`Д´)ノプンプン
とにかく慣れてしまえば10秒も掛からない!
※画像はヘルメットを被っている状態として見てね
@ベルト1本とリング状の金具
が2個付いている
Aベルトを金具2個の穴に通す Bベルトを折り返し内側の金具
だけに通す





Cそのままベルトを引っ張ってい
けば締って緩むことはない
あんまし引っ張り過ぎると気持ち
悪くなるので程々にね
Dこのままだとベルトがブラブラ
してしまうのでホックがある場合
は留めておく
(コレはオイラはやってない…)





番外編A:メンテナンス
長期使用していくとヘルメットの外観には汚れや小傷がどうしても付いてしまう
一番良いのは使ったその日の内に汚れを水拭きで落としておけば放置し過ぎて汚れが落ちづらくなることもない
なのでたまにはWAXや傷消しをしてあげよう
WAXについて(シールド以外)は人それぞれだがオイラはクルマ用の固形WAXを使っているがハッキリ言って問題は無い
問題といえば滑り過ぎてヘルメットを落としそうになってしまう… Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
内装については外すことが出来るモノであれば外して洗濯しよう
いくらバイクをキレイにしていてもヘルメットが汚いとみっともないよね

関連項目
ワックス洗車
水垢・小傷落し